体験記
鯖江西山公園 若鯖塾三期生
(2006.2.19)

 
 堀 真人 若鯖塾三期生

 数日前から『早朝に西山公園での清掃活動』の項目を見るたびに嫌気がしました。自宅の掃除は出来るのですが、何の徳もない公園の便所掃除をやる意味や意義さえ、自分の気持ちの中で確立されてはいませんでした。気持ちがないから体も動かない、当日5時に目覚ましがなっても起きたくない気持ちの方が強く、ベッドからなかなか起きられませんでした。
 しかし、1度申し込みをしたからには・・やむなく身支度をして出発。西山公園に到着時には夜も明けておらず、まだまだ暗い状況でしたがストレッチを終えたころには、ほのかに明るくなってきました。そして、準備があり掃除開始、胸の中には愚痴や懈怠憾でいっぱいでしたが、世間体を気にするあまり顔に出ないように、出ないようにと。
 男子便所の小便器の清掃。あの黄色い汚れでいっぱいの排水部品。くさいし、触りたくもなく、回りがするのでいやおうなくごしごしと、ごしごし、ごしごし。あっここも汚れている。なかなか取れんなー。徐々に嫌気は小さくなり、気が付けば熱中している自分がいました。
 なぜするのか?なぜしたくないのか?なぜここにいるのか?そんなことどうでも良くなって、ただ目の前にあるこの10センチ角位の部品の汚れを取っていました。
 きれいになったら後片付け。もう掃除手順や水の切り方など細かいことは覚えていませんが、自分の心の変化に驚いたことは良く覚えています。
 『来週も掃除頼むの』といわれても今は断れますが、『再来週頼むの』といわれたら正直『行こうかな』と思うぐらいのそんなあやふやな心境です。公共の場の掃除を始めて体験し、『人のためにみんなが嫌がること率先して』、そんな気持ちほのかにわいてきたそんな今日この頃です。



 市村 和孝 若鯖塾三期生

 最近、公園等の公衆トイレというものをあまり使ったことがなかったので、思いのほかきれいな事に驚きました。
 トイレの施設自体が新しいのかもしれませんが、若鯖塾等の皆様の取組みの成果ではないかと思いました。
 普段でしたら、自宅のトイレ掃除でも、柄のついたブラシでちょこちょこやるだけなので、誰が使ったかわからない公衆便所を素手で洗うなんて、と普段でしたら思ってしまいがちですが、意外と抵抗なくやることができました。
 作業のあとの朝食が美味しかったです。



 上坂 一仁 若鯖塾三期生

 本日は早朝から研修でしたが、無事終える事ができまして有難うございました。
 西山公園でのトイレ掃除は寒い中での作業で身が引締まりました。やり遂げて心も洗われたすがすがしい気持ちになりました。貴重な体験をさせていただきました。
 残りの研修も真剣に取り組んでいこうと思います。



 朝日 一博 若鯖塾三期生

 1回目、2回目の掃除を通しての感想です。
 トイレ掃除に初めて取り組む方に、私たちが掃除をする意味や、トイレ掃除をする目的を、どう説明したらいいのだろうか、ということを考えていました。
 私自身、トイレ掃除に取り組む意味が、初めての頃と変わってきています。
 「トイレ掃除をした」→「終わってみたら、気持ちよかった」では、満足できず、トイレ掃除に対する自分なりの意味、目的を再考したいと考えています。
 掃除に対する自分自身の考えをはっきりさせ、初めてトイレ掃除をする人達に、自分の掃除に対する考えを語れるようになりたいと思います。



 朝日 歩美 若鯖塾三期生

 1回目の鯖江青年の家でのトイレ掃除の時と、2回目の掃除の時とでは、違いがあったと思います。
 1回目の掃除の時は、その後に塾生達と話す機会があったため、生の声を聞けました。
 初めて掃除をする人たちは、意味もわからず便器に素手を突っ込んで掃除をすることに違和感を感じたといいます。何の説明もないまま、いきなりリーダーが手を突っ込んで実演し、さあどうぞと言われても、理由がわからないとか、ちゃんと説明してくれないと初めての人はビックリするという声を聞きました。
 2回目は、前日に上甲先生のお話を聞いて、掃除がいかに良い学校や会社を創るか、という勉強があったことと、西山公園の安藤さんの話も出たためか、皆寒い中でも積極的に取り組んでいたように思いました。
 目的を理解することは重要だなあと感じました。しかし、逆に、意味がわからなくても、とりあえず素直に取り組んでみることも非常に大切なことだとも思います。行った後でわかることがたくさんあるからです。
 
いつもトイレ掃除をしてから、家に帰ってくると、出かける前には気にならなかった汚れが気になって、気になって大掃除をしてしまうのですが、やっぱり、やった後にわかることがたくさん出てくるので、目的や理由などを知ることは大切ですが、今後はいろいろな事に対して積極的に行動に移せる人になりたいと思いました。


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